- 記事構成の作り方がわからない。簡単な方法はないのかな?
- どうすれば早く、良い記事構成を作れるのかな?
- クライアントに評価されて収入を上げたい!
こんな悩みを解決する記事を書きました。
本記事では、次のことを解説します。
- Webライターの記事構成の作り方【簡単3ステップ】
- 何を書けばいいかわからないときの対処法
- 記事構成作りで失敗しないための4つのポイント
完全ゼロから始めましたが、効果的な記事構成の作り方ができるようになってから収入と仕事が増えました。
な、なんと...
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3月の収益が80万円を超えました!😳
\内訳
直接契約:64万1,888円
CW:15万4,000円
ランサーズ:1万7,222円
合計:81万3,110円Webライターの初収益が700円だった1年前には、想像もできませんでした😭
運も良かったので、勘違いせず気を引きしめて、まだまだ前進していきます。
— たけし|Webライター (@takeoinvests1) March 31, 2021
そんな僕が、Webライターに特化した記事構成の作り方を紹介します。
初心者の方でも、簡単にマネして成果の出せる内容になっているので、ぜひ参考にしていただければうれしいです!
Webライターの記事構成の作り方【簡単3ステップで解説】
Webライターがするべき記事構成の作り方はシンプルで、次の3ステップになります。
- キーワードの読者の悩みを深掘りする
- 想定読者(ペルソナ)を明確にする
- 読者の悩みを解決する見出しを作る
それぞれ深掘りしていきますね。
STEP①:キーワードの読者の悩みを深掘りする
キーワードの「読者の悩み」を深掘りするのは最重要、というか記事構成作りのほぼすべてです。
なぜなら、世にあるすべての記事は「読者の悩み」を解決するためにあるからです。
なので読者の悩みを深掘りし、その解決策がわかれば、自然と良い記事構成になります。
では「読者の悩み」を深掘りする、次の4つの方法を見ていきましょう!
- 自分で想像する
- 競合記事の導入文を確認する
- Yahoo!知恵袋で検索する
- Twitter検索する
自分で想像する
まずはキーワードに関する「読者の悩み」を自分で想像してみます。
例えば「Webライター 始め方」なら、次のような悩みが想像できるでしょう。
- Webライターの始め方を知りたい
- できればわかりやすく簡単に知りたいな
- 完全初心者・未経験、副業でもできるのかな?
- できれば失敗したくないな(早く一定の収益はほしい)
こんな感じで、キーワードに対する読者の悩みを出していきます。
競合記事の導入文を確認する
「競合記事の導入文」にも読者の悩みのヒントになることが書かれています。
例えば現在「Webライター 始め方」の検索順位4位の記事に、次のような文章がありました。
Webライターの始め方が知りたいな。文章を書いたことがない僕のような初心者は、どうやって仕事を受注すればいいのかな?月数万円稼ぐまでの手順を教えてほしい!
(引用元:LOPYLOG【Webライターの始め方マニュアル】未経験→月5万円稼ぐまでの手順解説)
ここからわかることは、次のことですね。
- 初心者でもできるWebライターのなり方・仕事の探し方を知りたい
- Webライターとして、はじめの数万円の稼ぎ方を知りたい
Yahoo!知恵袋で検索する
「Yahoo!知恵袋」にアクセスして、キーワードを検索すると、キーワードに関する質問がダイレクトで確認できます。
「Webライター 始め方」で検索すると、次のような質問がありました。
Webライターを始めたいのですがどうしてもはじめ方が分かりません YouTubeにある動画も見ましたしGoogleでも沢山調べましたがはじめ方がどうしても分かりません まずパソコンでなにをしたらWebライターになれますか? 一つ一つ教えていただきたいです
(引用元:Yahoo!知恵袋)
かなり切実な質問ですね。
ここから世の中のWebライターになりたい方は、初歩の初歩から手順を知りたい方がいるとわかりますね。
Twitter検索する
「Twitter検索」も、読者の悩みを知るのに有効です。
ツイートという形で、キーワードに対するリアルな意見や疑問を吸い上げることができます。
ただ今回の「Webライター 始め方」に関しては、参考になるのがありませんでした。
STEP②:想定読者(ペルソナ)を明確にする
読者の悩みを把握できたら、想定読者を明確にします。
想定読者を決めることで、誰にどんな情報を伝えるのかがはっきりして、主張・内容のブレがなくなり、結果として多くの人にわかりやすい記事が書けます。
想定読者の決め方は、次の3つのどれかでOKです。
- 友人
- 過去の自分
- 想像上の人物
ちなみに「Webライター 始め方」は過去の僕自身でも、友人でも、想像上の人物でも書けそうなので、参考に想像上の人物を想定してみますね。
Webライター始め方の想定読者
- 年齢:25歳
- 性別:女性
- 職業:大企業の事務職
- 学歴:都会の短大卒
- 世帯:一人暮らし
- 年収:250万円
- ライフスタイル:平日は仕事&退社後ゆっくり・休日は友達とショッピングやNetflix
- 検索した背景(思い):自分で稼ぐ力がほしい。もっと収入を上げたい。脱サラできたら理想。在宅でできる副業が理想。書くこと好きだしライターいいかも。
適当に人物像を決めてみました。
STEP③:読者の悩みを解決する見出しを作る
「読者の悩み」と「想定読者」がわかれば、あとは読者の悩みを解決する見出しを作っていきます。
ここまでの「Webライター 始め方」の読者の悩みをまとめると、次のようになりますね。
- 副業・初心者でもできるWebライターの始め方の手順を知りたい
- 本当に副業・初心者でもできるのかな?
- 収入を上げる方法・ポイントを知りたい(失敗しない方法)
以上の悩みを解決できる見出し(記事を読む価値)を準備します。
僕なら、次のような見出しにしますね。(ここでは見出し2・3までにします)
タイトル:【完全初心者向け】Webライターの始め方を簡単4ステップで解説!
<h2>0からの副業Webライターの始め方【4ステップ】</h2>
└<h3>ステップ①:ブログを開設する</h3>
・・・ブログを開設する理由
・・・オススメのブログサイト(WordPress)
・・・最初の1記事の書き方
└<h3>ステップ②:基礎学習をする</h3>
・・・必要なスキル
・・・オススメの教材
└<h3>ステップ③:クラウドソーシングサイトに登録する</h3>
・・・オススメサイト
・・・プロフィールの書き方
└<h3>ステップ④:仕事を受注する</h3>
・・・最初の仕事の探し方
・・・提案文(応募メール)の書き方
<h2>完全初心者でもWebライターを始められる理由</h2>
・・・みんな最初は初心者だから
・・・スキルがなくても勉強・実践すればOK
・・・最低限の文章力と時間は確保しよう
<h2>Webライターの収入を最短で上げる5つの方法</h2>
└<h3>①SEOライティングを学ぶ</h3>
└<h3>②とにかく実績をつけていく</h3>
└<h3>③高単価案件に積極的に応募する</h3>
└<h3>④単価アップ交渉をする</h3>
└<h3>⑤得意ジャンルの知識・経験を養う</h3>
<h2>まとめ:Webライターになるのは簡単!</h2>
こんな感じです。
ざっと作ったのでもう少し練れそうですが、以上なら読者の悩みにあった内容になっていますよね。
すべて読者の悩みから出発して、解決策を提示したので競合との差別化になりますし、SEOにも強くなります。
何を書くべきかまったくわからないときの3つの対処法
記事構成作りの基本は、読者の悩みを深掘りして、その解決策を見出しにするだけです。
とはいえWebライターには、まったく知らないジャンルの記事を任されて、何を書けばいいかわからないという状態になることもあります。
そのときに必要なのは、インプットです。
限られた時間のなかで、わからない記事を書くときの対処法は次の3つになります。
- ラッコツールズで競合記事の見出しを確認する
- 競合記事の内容を読む
- 記事ジャンルの本を読む
①ラッコツールズで競合記事の見出しを確認する
「ラッコツールズ(見出し抽出)」を使うと、競合記事の見出しを一気にチェックすることができます。
ですので、まったく専門外の記事を書くときは、まず「ラッコツールズ(見出し抽出)」で他の記事がどのように見出しを作っているのかを確認しましょう。
すると各記事に共通する見出しから、絶対に必要な見出しや必要な知識を知ることができますよ。
検索上位10記事には、目を通しましょう。
②競合記事の内容を読む
「ラッコツールズ(見出し抽出)」で見出しを確認したら、実際の記事も読みにいきます。
そこで知識や記事の内容を深掘りして、記事を執筆するときに必要な情報をピックアップしていきます。
ここでもできるだけ、検索上位10記事には目を通しましょう。
③本を読む
「見出しの抽出」と「上位記事を読む」ことで、何を書くべきかは把握できます。
ただ専門的な知識をつけると、他の記事と差別化できる可能性が高くなるので、記事のテーマにあった本を読むのがオススメです。
1冊を流し読みしながら、必要な情報をピックアップしていくのがいいですよ。
記事構成作りで失敗しないための4つの注意点
ここまで、記事構成の作り方の基本はお伝えしました。
しかし疑問が残っていることもあると思うので、構成作りに失敗しないための注意点として次の4点を紹介します。
- 競合記事の見出しをパクらない
- 見出し1つあたり150〜300文字を想定する
- キーワードを無理に見出しに入れない
- クライアントの指示には従う
①競合記事の見出しをパクらない
大前提ですが、競合記事の見出し(構成)をパクってはいけません。
SEOのために「検索上位記事にある内容は、盛り込むようにしよう」というアドバイスを見かけますがナンセンスです。
なぜなら、パクリに「読者の悩み」を解決するという視点がないためです。
競合記事はインプットと読者の悩みを探るためのあくまでも「参考」にして、見出しは自分が持っている情報から作っていきましょう。
どこかの記事の劣化版のような記事を、誰も読みたいとは思いません。
「パクリはオリジナルを超えられない」ということを覚えておいてください。
②見出し1つあたり150〜300文字を想定する
目安として、見出し1つあたりの文字数は200〜300文字を想定しておくのがオススメです。
そうすれば、文字数に合わせて見出しの数を調整できますよね。
3000文字の記事なら、見出しは9個くらい(導入文をのぞく)、7000文字なら、20個以上の見出しが必要ですね。
こんな感じで、見出しを調整して文字数を整えましょう。
③キーワードを無理に見出しに入れない
たまに「SEOのためにできるだけキーワードは見出しに入れよう!」というアドバイスがありますが、今はその効果が疑われています。
なので、キーワードを無理に見出しに入れる必要はありません。
強いていうなら、タイトルと最初の見出しには必ず入れるくらいで十分です。
キーワードを見出しに入れるよりも、「読者にとって読みやすいか?」「わかりやすいか?」という視点で、見出しを書くのがオススメです。
④クライアントの指示には従う
クライアントの中には、記事構成の作り方を明確に指示してくる方もいると思うので、その場合はしたがってください。
ただしあなたの構成作りの方が、成果を出せると感じたときはその旨をクライアントに伝えましょう。
ただ「説得」するよりも「提案」するイメージで、否定されても素直に引き下がるのがちょうどいいですね。
ライターの仕事はいい記事を作って成果を出すことですが、やはりクライアントを満足させてなんぼです。
まとめ:Webライターの記事構成作りは読者の悩みがすべて
Webライターの記事構成の作り方は、次の3ステップでした。
- キーワードの読者の悩みを深掘りする
- 想定読者(ペルソナ)を明確にする
- 読者の悩みを解決する見出しを作る
本記事の手順で、記事構成を作っていただければ、初心者の方でも一定以上の構成を作ることができます。
ぜひトライしてみてください。